現在映画の公開も決定している人気急上昇中の大人気漫画【呪術廻戦】
今回はその映画でも主人公となるキャラクター乙骨憂太の術式について徹底的に考察していきたいと思います!
以下、ネタバレ要素も含まれますのでご注意ください。
乙骨憂太とは?

まだ’呪い’の存在を知らない乙骨憂太は日常生活に苦しんでいた。
幼い頃、乙骨は祈本里香(おりもとりか)と出会う。
子供ながらに婚約を交わした2人だったが、ある日里香は交通事故により死亡してしまう。
その現場を目撃した乙骨は、目の前でもう人の形をしていないはずの里香の声を聞く。
「憂太、大人になったら結婚する。約束だよ?」
16歳になった乙骨憂太は、完全秘匿での死刑執行が決定していた。
乙骨憂太と呪術高専の出会い
死刑執行を受け入れた乙骨は、最強の術師五条悟に出会う。
呪術界最強の術師と呼ばれる五条は、乙骨を自分の監督下に置くことを条件に執行猶予を付けさせた。
乙骨は’ある呪い’によって、自分に危害を加えようとする人間を自分の意思とは関係なく傷つけてしまう。
そんな自分にいやけがさしていた乙骨だったが、五条の言葉に救われ「東京都立呪術高等専門学校」に通うことになる。
呪術高等専門学校とは、呪いを祓うために呪いを学ぶ学校である。本編での主人公虎杖悠仁もまた、五条の存在によって通うことになる。
乙骨憂太と’呪い’
呪いとは、ほとんどが人の肉体から抜け出した負の感情で、呪いには呪いでしか対抗できない。
そんな呪いの存在に苦しめられていた乙骨。
乙骨の呪いとは・・・
あの日目の前で消えてしまったはずの里香だった!!!
里香は、特級過呪怨霊(とっきゅうかじゅおんりょう)となり乙骨に取り憑いていた。
幼い頃に交わした婚約、すなわちそこに存在していた愛が2人をつなぐ呪いとなっていた。
それを知った乙骨は、里香との呪いを解き
人を傷つけてしまっていた呪いを
人を助けるための力にすることを決意する。
ここでちょっと寄り道!
呪術廻戦を語る上では欠かせない!
複雑だけど、理解するとさらに面白くなる
呪力や術式について解説したいと思います!
呪力とは?
呪力とは、人の体には誰しも微量ながらに存在しているもの。
呪いが負の感情から生まれるものであるように、呪力も怒りなど負の感情から生まれる。
呪力はそのまま放出したり、術式に流したりすることができる。
術式とは?
術式とは、基本的に生まれながら体に刻まれているもの。
よって、呪術師は才能がほぼ8割となる。
呪術師には階級が存在しており4〜1、さらにはその上に特級という階級がある。
階級の高い術師ほどどんな術式を持っているのか、この作品を楽しむ上での醍醐味となってくると思います!
呪力✖️術式
呪力を’電気’ 術式を’家電’に例える。
電気だけでは使いづらいので、家電を通すことで違った効果に変換することができる。
乙骨憂太の’術式’
えっ?ちょっと待って。
術式が生まれながらにして宿るものなら、、乙骨は?
怨霊となった里香が取り憑いているからって術式は持ってないって事?
ここまで読んだのに?
って思いますよね、、、
あっまだ読むの辞めないでください!!
これは呪術廻戦0巻の最後に出てくるのですが、、、
実は乙骨憂太は、ある超大物術師の子孫だったのです。
誰なのかはさておき、これで乙骨の体にも術式があることに納得できます!
そこに里香の存在も加わるとなると、いよいよ乙骨の実力は未知数となってきます。
ですが、0巻の目玉にも当たる「百鬼夜行」の中で乙骨の戦闘はそれほど自身の術式を感じられるものはない気がします。
どちらかというと里香の存在が大きいいです。
それはなぜかと言うと、、、
この0巻の話は作者の方が、現在連載中の呪術廻戦を書く前に作られた話であり
0巻は収録されている4話で完結し、呪術廻戦としては連載をされるつもりはなかったそうです。
ですが、話が好評でこの話を番外編(前日譚)とし、本誌で今の呪術廻戦の連載が始まったそうです!
そうなると、0巻で乙骨の術式がはっきりしなかったのにも納得できる気がします。
では、現在連載されている本編の中での乙骨憂太は!?
それがなんと、約3年以上連載が続いている中
名前こそは度々出ていたものの乙骨自体が登場したのはつい最近なんです!
しかも登場早々、主人公悠仁と戦うのですが
そこもまた里香の存在が大きいです。
乙骨の戦闘スタイルは、主に里香から得る底なしの呪力を変幻自在に操り身体能力の底上げをして戦います。
やはりここでも呪力操作のみ、、?乙骨の術式は、、?
乙骨の場合はまず呪力の操作だけでも桁違いです。
0巻で乙骨の術式こそ感じられなかったものの、底なしの呪力を変幻自在に操ることで
他のキャラクターの術式をコピーしていたんです!
え?それってもう誰にでもなれるってこと?
って思いますよね?
でも本編に出てきた現在ではそういった戦いはまだ見れていません。
これにより、いくつか乙骨憂太の術式について考察ができます!
- そもそも底なしの呪力を変幻自在に操れることこそが術式なのか?
- 0巻で見せたような他人の術式のコピーが可能なのか?
- ベースこそ変えていないものの、本編の連載を開始したことにより作者の方が乙骨憂太の術式をまた新たに設定しているのか?
個人的には3であって欲しいですね。
まだまだ謎に満ちた乙骨優太の考察を続けて行きたいです!
ここまでも何回か書きましたが
今回紹介した乙骨憂太が主役の呪術廻戦0巻は、
2021年12月24日に「劇場版 呪術廻戦0」としてすでに公開が決定しています!!
内容としては、今回触れていない乙骨憂太の同級生(本編での東京高2年生)たちとの出会いや、
優太が本格的な戦闘を見せた百鬼夜行など、
見れば見るほど本編が面白くなること間違いなしです!
0巻を読むも良し!映画を見るも良し!
どちらも楽しむも尚良し!かと思います!☺️
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最後までお読みいただきありがとうございました。内容が複雑なお話のため解釈の違いなどがありましたら申し訳ありません。
あくまで一個人の考察なので温かい気持ちでお読みいただけると幸いです。