宜野湾市のパイプライン通りから、“genes repair”と“burger”の文字が入った看板を目印に
車がギリギリ1台通れるくらいの細い坂道を登っていくと、何やら屋根にハンバーガーのオブジェが…
平家の外国人住宅のような外観で、オシャレな看板がかかっています。

そこはbricoleurというバーガーショップ?古着屋?アンティーク雑貨屋?
一言で表すのは難しい、とにかくオシャレで何となく落ち着く空間。
2台の駐車スペースがあり、その他店舗に沿って路上駐車している車も見られました。
bricoleur(ブリコルール)/宜野湾市
店内の様子
コンパクトな店内ですが、壁に沿ってテーブルが配置されていて狭さを感じさせず、
真ん中に洋服がかけられたラックがあるので、他のお客さんの視線も気になりません。

テーブル席が3席と1人で来店したときに嬉しいカウンター席が4席。
テラス席もあるので涼しい日にはサンセットを眺めながら頂くのもいいですね。
また、壁にはsupershyboysというアーティストの絵が飾られています。

ユニークな作品ばかりですが、これらの絵が店の雰囲気をつくり出しているように感じます。
このお店はただのハンバーガーショップではありません。
店内には古着やアンティーク雑貨、オリジナル商品などなど様々なものが置かれており、
洋服のリペアをしてくれる職人さんもいらっしゃいます。


まさに、フランス語で“その場にあるものを寄せ集めて物を作る人”というbricoleurの名前通りですね。
注文した後に店内を見ていればあっという間に「お待たせしました〜」という声が聞こえてきます。
メニュー
メニューはハンバーガーが約10種類、ホットドッグが約2種類、その他ドリンクメニューがあります。
食事を利用の場合は単品かドリンクセットを選ぶことができます。
冬季限定でスープセットを選べることができ、私は島豚ベーコンバーガーのスープセットを注文。
いただきます!
ハンバーガーだけかと思いきや、ポテトも付いてきます。
まずは運ばれてきたプレートに目が奪われます。

店内でも販売しているアンティークのプレートがオシャレで写真映え間違いなし。
またバンズからはみ出る具材に食欲を唆られます。
いっただっきまーす!
どうやって食べるの?という感じですが、各テーブルにバーガー用のペーパーが用意されていて、
そちらに移してかぶりつきます。
女性の口ではなかなか1口で噛みつくのが難しいほどボリューミー。
ベーコンとパティのジューシーさ、バンズの甘みが最高にマッチしています。
こだわりのパティだけあってしっかり肉感もあります。
ポテトはハーブと一緒に揚げてあり、ちょうど良い塩加減です。
かなりのボリュームですが、美味しすぎて気づいたら無くなっていました。
セットのスープはピンクペッパーがかかったクラムチャウダー。

とっても濃厚で野菜や貝の旨味がぎゅっと詰まっています。
こちらも毎日飲みたいほど美味しかったです。
店内には店主と顔見知りの常連さんが入れ替わりやってきて、みんな「お久しぶりです〜」と世間話から入ります。
店主の人柄の良さが伝わってきますね。
きっとこの店の繋がりでできたコミュニティーも多いはず。
洋服目当てに来店する方もいらっしゃいました。
まとめ
1つ1つの材料にこだわっていて、1度食べたらやみつきになるハンバーガー。
こんなハンバーガーを食べてしまったら、ファーストフード店では満足できなくなってしまうでしょう。
また、楽しみがハンバーガーだけではないのもこのお店の売りですね。
古着を見に来るのも良し、アンティーク雑貨を見に来るのも良し、
はたまた店主と雑談しに来るのも、きっと楽しい時間になると思います。
お店の詳細
店 名:bricoleur(ブリコルール)
住 所:沖縄県宜野湾市真志喜1丁目23-17
駐車場:有り(2〜5台)
URL:https://www.instagram.com/brico_cafe/?utm_medium=copy_link