みなさんはコスメカウンターにどんな印象をもっていますか?
コスメカウンターは「華やかでキラキラ」「新作・話題のコスメが試せる」といった楽しい空間であると同時に
「BAさんに相手にしてもらえなかった…」「敷居が高い」などネガティブな声も聞かれますよね。
この記事では、元BAである筆者がコスメカウンターを楽しむ為に気をつけたいポイントを紹介します☆
はじめに
- コスメカウンターの種類と違い
コスメカウンターには、大きく分けて百貨店と化粧品専門店の2つの種類があります。
それぞれに特徴やメリットデメリットがあるので、まずは自分のニーズにあったお店のスタイルを見極めてみましょう。
1.百貨店
“コスメカウンター”といえば、すぐに百貨店の化粧品売り場を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
ブランド数が多く百貨店にしか出店していない人気のブランドも数多くありますよね。ブランドによっては特定の百貨店限定の商品を発売したり、専属アーティストによるメイクアドバイスが受けれるなどイベントの多さも百貨店ならではだと思います。
ただ、百貨店ならではのあの空気感って独特ですよね...気軽に行きづらい!!
私もBAとして働いていた時、売り場に出るときの身が引き締まるような謎の緊張感を未だ覚えています(笑)
また百貨店のコスメカウンターは華やかで敷居の高いイメージにくわえて、相手にされなかったなどのネガティブな意見がみられるのも事実です。
百貨店がオススメの方は・・・?
➡商品だけでなくブランドの世界観も楽しみたい方(色んなブランドとも比較したい)
➡高級志向、BAの立ち振る舞いや言葉遣いが気になる方
➡百貨店にしか取り扱いが無い/希少性のあるブランドが好き
2.化粧品専門店
化粧品専門店とは...地域密着型のショッピングモールにある国内ブランド中心の販売店(SHISEIDO,KANEBOなど)
ファッションビルなどにみられるコスメのセレクトショップ(ISETANMiRROR,フルーツギャザリングなど)
最近特に人気なのがコスメのセレクトショップで、みなさんも見かけることが増えたのではないでしょうか。
人気な理由としては今までデパートでしか取り扱いのなかった一部のブランドを気軽に試すことができ、違うブランドとの比較もその場でできるところが挙げられます。自分のペースでお買い物を楽しみたい方にとってもこの空間は嬉しいですよね。
ただ、販売員の方はブランド専属ではないので知識の深さに関して物足りなさを感じる方もいるようです。
反対に地域密着型の販売店は、取り扱い商品やブランドが限られるものの気軽に立ち寄りやすいだけでなく、百貨店同様にブランド専属のBAさんがいるため、丁寧な接客が受けられます。
化粧品専門店がオススメの方は...?
➡自分のペースで買い物したい方(気軽さ重視)
➡色味や質感だけを試してみたい方
➡比較的求めやすい価格帯でコスメを探している方
➡初めてコスメカウンターを利用する方
コスメカウンターで相手にされない?
みなさんも実際に経験した方もいれば、友人からコスメカウンターでうけた残念な経験などを聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?
知恵袋などでも特によく見るのが、
「BAさんが接客してこない(相手にされなかった)」
という相談内容です。
残念ながら、実際に私が勤めていたブランドに寄せられたお客様のご意見にも
「声をかけてもらえなかった」など接客への不満の声がありました。
BAさんにも問題ありなのですが、中にはお客様とBAさんとが意思疎通できていない場合もあるので「相手にされなかった」にならない為に…
コスメカウンター初心者の方が気をつけたいポイントを整理していきましょう。
コスメカウンター利用時のおすすめポイント
1.開店時間〜12時頃の時間帯に来店
特に百貨店などは平日休日問わず、午前中の早い時間が比較的空いています。
混雑時は中々声をかけてもらえない事もありますよね。また、忙しそうな周りの状況を気にしてゆっくり商品を見れなかったり…
BAさんにいろいろと相談したい時も空いている時間帯がおすすめです!
2.自分と似た雰囲気のBAさんを見つける
話すスピードやテンションが自分と似た人は話しやすかったり心地よいものです。
私もBA時代に担当していた顧客様は似た雰囲気である事が大半でしたし、自分も洋服屋さんなどで好みのスタイルをしている店員さんのおすすめは、気に入ることが多いです。なので、是非BAさんのメイクや雰囲気をまずチェックしてみてください。
3.して欲しい事を明確に伝える
「相手にされなかった」という要因についてですが、
お客様の見ているものが定まっていなかったり、携帯を見ている、イヤホンつけているなどの行動によっては
BAは声掛けをすぐにしない場合があります。
「何が見たいのか、色味だけ確認したいのか、サンプルが欲しいのか...」まだわからないからです。
BA側から声掛けのアプローチはすべきなのですが、「○○を試してみたいのですが」や「自分に似合うカラーを教えていただきたいです」など来店した目的を伝えてみましょう。
購入を検討しているときでも素直にそのままお話することが大切です!
番外編:百貨店に常駐している化粧品のアドバイザーに相談してみる
コスメカウンターでの気をつけたいポイントをみてきましたが...
どうしても苦手意識が消えない!という方もいらっしゃるかと思います。
また、「そもそもブランド数が多くみたいものが絞りきれない。」「どの商品やブランドが自分に合うのか比較したい」といったお悩みもありますよね。
そんなときに相談に乗ってくれるのが
百貨店にいる“コスメアドバイザー”です。(※店舗によってサービスの有無は異なります)
👇新宿伊勢丹 ボーテコンシェルジュ

👇そごう横浜 sogo kirei station

(ご予約制で条件がある場合もあるので利用前に問い合わせるのがおすすめです。)
コスメ選びに迷ったら、是非一度相談してみてはいかがでしょうか?
まとめ
コスメカウンターの「敷居が高い」「相手にされない」などのネガティブイメージは確かにありますが、
自分に合ったコスメカウンターの選び方や来店時のポイントを気をつけてみるだけで、純粋にコスメ選びを楽しむことができると思います。
さらにコスメアドバイザーが百貨店に常駐していたりとパーソナルな提案が受けられる場もかなり増えてきているので、お買い物の仕方もその時の気分で変えてみるといいかもしれませんね。
ぜひ、今回の利用ガイドを活用しながら話題のコスメを試しに行きましょう!!