数多くの名言がある中で、心に残った台詞をご紹介させて頂きます
「竈門少年、俺は君の妹を信じる。鬼殺隊の一員として認める。汽車の中であの少女が、血を流しながら人間を守る姿を見た。命をかけて鬼と戦い人を守る者は、誰がなんと言おうと鬼殺隊の一員だ。胸を張って生きろ」
この台詞は、映画 無限列車 のシーンで涙を流した方も多いのではないでしょうか 汽車の中で短期間の内に四十人以上の人が行方不明になっているといわれている中 数名の剣士を送っても消息不明になった為 柱である煉獄杏寿郎が列車に乗った事で物語は始まります。夢の中に忍び込み 人間の原動力は精神から出来ている事 を寝ている夢の中で 才もその人にとって幸せだと思う事を感じさせている間に全滅させてしまうという戦いの中で 誰もが過去の思い出や 幸せとだと感じる出来事を夢の中で思い出させる事で 現実にそれは不可能に近いと 誰もが幸福感を感じていたい為 ずっと夢を見ていたいと誰でも感じる事だと思います
煉獄杏寿郎が夢の中で出てきた事は両親、兄弟の事です。煉獄杏寿郎の剣士の技術力は父親自身鬼殺隊で柱にまでなった人だった為幼い頃から熱心に育ててくれた為に身についた刀さばき しかし、突然、父親がお酒ばかり飲んでしまい自身が鬼殺隊で柱になったことを伝えても喜んでくれなかった事 そのことを弟に伝えながらも幼い弟のことを思いやり自分の思い 自分の情熱は無くならないこと 挫けないこと そして兄という存在がいることを強く 夢の中でも思い出されています。人は自分の見方だと思う人に思っていない反応をされてしまうと心が傷ついてしまうものです。そんな中 人間の弱さに忍び込んだ罠だと気付くことで鬼と戦い 上弦の力・柱の力 シーンで上弦の参と戦って行く中で鬼から、「お前も鬼にならないか？」と聞かれ 「ならない」 と煉獄杏寿郎が答えます、鬼になれば、「百年でも二百年でも鍛錬し続けられる強くなれる」 と言われても煉獄杏寿郎は「老いる事も死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ」 その後鬼と戦いながらも仲間である竈門少年を勇気付ける言葉から煉獄杏寿郎の優しさは伝わってきて、多くの方がきっと、涙を流したことだと思います
何故、煉獄杏寿郎はこんなにも相手のことを思いやれるのか？と思い調べてみました
それは、母親から幼い頃に母親自信が もうすぐ、自分の命が終わってしまうと感じたときの会話で、煉獄杏寿郎に伝えた言葉の中にあると思います。母親との約束した事が、ずっと心の中にある。その内容とは「なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか」と問いかけると、素直に「分かりません」と答える煉獄杏寿郎がいます。
母親からは「弱き人を助けるためです、生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者はその力を世のため人のために使わねばなりません、天から賜りし力で人を傷つける事、私腹を肥やすことは許されません」決して忘れることのないようにと伝えられた後に母親からはもう長く一緒にいられないことを告げれた事、後は頼みますと約束した幼い頃の出来事が
煉獄杏寿郎の自身が受けた傷を強みに変えることで、弱さを克服し、強い鬼殺隊士として成長していったと思いました。
煉獄杏寿郎自身も初めのうちは、自分自身が弱いことを認めることが、強さを育むことに繋がるということだ。と分かっていても葛藤があったと思います。自身が戦闘においても、相手の強みを認めることが、それを克服するための”武器”になる。自分自身の内面にある弱さに向き合い、それを乗り越えることで強さを手に入れることができると気がついた時「それは表面的な部分であり、内面的な部分こそが大切なのだ」と分かり より芯の強い鬼殺隊士になったと思います。
煉獄杏寿郎の自分自身が持っていたトラウマや弱みを乗り越えたことが強くなるための原動力となり、それらを受け入れることで、自身が持つ内面の弱さを見つけ、強さに変えることができた このことを自分自身の事に置き換えて煉獄杏寿郎から励まされている、頑張ろうと多くの方が共感した事で、たとえ他の人から見たら弱い部分でも、それを自分なりに乗り越えることで強さになり、自信を持って人生を歩んでいくことができるんだと自分の気持ちに気づき「弱いことを認めることが強さだ。」と言われることが素直に心の中に響いたんだと思います。
そして、煉獄杏寿郎の名言から感じ取れる言葉の中に 仲間を励ますことが感じられます。自分の死を目の前にしながら 血を流しながらも竈門炭治朗に伝えたかった事が「胸を張って生きろ」自分のよわさや不甲斐なさに、どれだけ打ちのめされても、心を燃やして、歯を食いしばって、前に進むこと足を止めている間も時間の流れは止まってくれないということ。炭次郎の思いを言葉に表して気持ちの整理をしてくれる、伊之助、善逸 仲間全てに声を掛けられる勇気の名言として「もっと、もっと成長しろ、そして今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ 俺は信じる 君たちを信じる」仲間との信頼関係を気付く上でこれは、一人一人のことを見ていないと伝える事が出来ない事です。
煉獄杏寿郎の名言から家族の絆や仲間に対する優しさに溢れた人間性を改めて学ばせていただきました。