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マカロン 歴史で紐解く人気の秘密

マカロンは、コロンとした形とカラフルな見た目が特徴で、いろいろな味が楽しめる、自分用にも手土産用にも人気のお菓子ですね。

基本的な材料は卵白と砂糖とアーモンドプードルという、もともとは素朴な焼菓子です。

ではマカロンは、いつ生まれ、現在のバラエティーに富んだ外観と味に進化したのでしょうか?

ここでは、マカロンの発祥から人気のスイーツになるまでの歴史をまとめていきます。

マカロンの発祥はイタリア?

マカロンの発祥には二つの説があり、ひとつはイタリアからフランスに伝わったという説です。

マカロンの語源がイタリア語のマカロニと一緒だという考えから、パスタの「マカロニ」と菓子の「マカロン」に時代とともに使い分けられたでの?はというのがイタリア発祥説の根拠です。

また、古代ローマから食べられていたアマレッティがマカロンの原型ではないか?という説もあります。

アマレッティは卵白を使用した生地が特徴なので、マカロンと作り方が共通しています。

現在のマカロンに近いのは、8~9世紀頃にヴェネツィアで作られていたクッキーのようなお菓子です。

マカロンと作り方や材料が似た菓子が、イタリアでは長く親しまれてきたようです。

そして、イタリアで食べられてきたマカロンの原型がフランスに伝わったのは、16世紀にカトリーヌ・ド・メディチがアンリ2世に嫁いだことがきっかけと考えられています。

当時イタリアからカトリーヌに付き添った人々の中に、イタリアのお菓子のレシピを伝えた人がいたと推測できます。

このようにイタリアで生まれ、その後フランス各地に広まったというのがイタリア発祥説です。

それとも、フランスが発祥の地?

もうひとつの発祥説は、フランスで考案されたという説です。

フランスでも8世紀にはロワール地方の修道院で、マカロンが作られていたといいます。

このお菓子は伝統菓子として現在も作られている、リング状のマカロンです。

マカロンの原型といえるレシピが8世紀にはあったということであり、16世紀のカトリーヌ・ド・メディチの輿入れとは関係なく、フランスでマカロンが生まれたとされるフランス発祥説の根拠がこれです。

いろいろなマカロンの誕生と進化

発祥ははっきりしませんが、いずれにせよマカロンはフランス全土に広がり、同時にそれぞれの地域で様々な形に変化しました。

例えば、ロレーヌ地方では表面がひび割れて平らな「マカロン・ナンシー」、ピカルディー地方ではハチミツやジャム、オイルが生地に入った「マカロン・ダミアン」、アキテーヌ地方では甘口のワインを練りこんでいる「マカロン・サンテミリオン」などなど。

そして老舗「ダロワイヨ」が、1832年にパリでマカロンを発売します。

これが、現在のマカロンの原型といわれています。

さらに、同じく老舗「ラデュレ」が1930年代に、ガナッシュクリームをサンドしたマカロンを発売します。

この二つの生地でクリームなどをサンドしたマカロンが「マカロン・パリジャン」と呼ばれるものです

日本でマカロンとして認識されれているのは、この「マカロン パリジャン」ですね。

シンプルだったマカロンは製法が複雑になるとともに、このころから素朴な焼菓子から上品なスイーツに進化しました。

日本にマカロンは伝わったのは?

日本へは、江戸から明治にかけて、フランス・ロレーヌ地方の「マカロン・ナンシー」が伝わったとされています。

その後日本で独自に作られて、今の宮城県の「仙臺まころん」や愛知県の「本田マコロン」といったご当地菓子につながっています。

マカロンブームが日本に到来!

フランス出身のパティシエ「アンドレ・ルコント」が1968年、日本で初のフランス菓子店を六本木に開き、マカロンを発売しますが売れずに休止します。

そして、1982年には「ダロワイヨ」が東京・自由が丘に出店しマカロンを発売するも、日本人になじみのない極端な色彩が敬遠されたようです。

「マカロン」の名がポピュラーになったのは、1998年、東京赤坂のホテルニューオータニ内に「ピエール・エルメ・パリ」が登場してからです。

さまざまな高級洋菓子店が、素材やその組み合わせにこだわったり、エレガントな見た目を強調するなどし、マカロンを発売します。

2004年頃には「マカロン」は大ブームとなり、ワンランク上の洋菓子として広く知られていきます。

また認知度が上がるとともに、まちの洋菓子店やパン屋、そしてコンビニなどでも扱われるようになり、マカロンは定番のスイーツとなりました。

韓国マカロン「トゥンカロン」が上陸 日本全国へ

マカロンが日本で定着した現在、新たなマカロンが注目を集めています。

それはマカロンの進化型と言える「トゥンカロン」と呼ばれる韓国発のマカロンです。

韓国語で「太ったマカロン」という意味の「トゥントゥンハロン マカロン」が名前の由来です。

マカロンよりもカラフルなデコレーションや、具材が入ったりしてボリュームがあるのが特徴です。

その見た目のかわいさからSNSを中心に話題となり、日本でも扱うお店が増えています。

まとめ

発祥がイタリアかフランスかはさておき、マカロンの歴史を紐解くと、最初はシンプルな焼菓子だったマカロンが時代や地域の広がりにより、見た目はカラフルに、味もバラエティー豊かに進化したのがわかります。

今後もどんな「マカロン」が登場するか楽しみですね。

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